3年ぶりの東京ダービー前夜に思うこと

投稿者: Megumi Onoda

beautiful sunset
私はFC東京のサポーターなのですが、このブログでは初めてクラブのことについて書こうと思います。

明日、Jリーグでは3年ぶりの東京ダービーが開催されます。
ともに東京をホームタウンとするFC東京と東京ヴェルディ1969のダービーマッチとなるこの東京ダービーは、各国のそれと同じように毎回大変な盛り上がりを見せ、当日のスタジアムの雰囲気は、ただリーグ戦を戦う以上の特別なものがあります。

2004年からこっちはFC東京が優勢、チーム状況的にもFC東京が J1 において安定した(りしなかったり)地位を保つなか、東京ヴェルディは2度 J2 へ降格(そのうえチーム存続の危機にあったり)、2009年以降ははダービーマッチそのものが行われていませんでした。

しかしながら昨年FC東京が J2 へ降格、東京ヴェルディの昇格を待たずに、首都クラブが共に J2 でダービーマッチを戦うことになりました。

J2 に降格したとはいえ、FC東京は昨シーズンとほぼ同等、いやそれ以上の戦力を保ちぶっちぎりのJ1昇格を期待されていましたが、3節終わって一勝一敗一分。3節でわずか1ゴールとかなり期待はずれな内容で、前節ホームでのコンサドーレ札幌戦で引き分けた試合ではサポーターから久しぶりのブーイングが選手に浴びせられました。

試合後、絶望的な雰囲気に包まれた味の素スタジアムをあとに結果に呆然とした気持ちになりながらもちょっと落ち着いて考えてみました。

こころのそこであなどってない?

サッカーをよく観る人なら慣れている見方なのですが、対戦カードをみたときに即座にどちらが「格下/格上」といったことを考えてしまいます。
J1においては過去に優勝経験があるチーム、でなくても常に優勝争いをしているチームは「格上」、昇格したばかりのチーム、毎年降格争いをしているチームは「格下」、といった具合に。
J1 においてのFC東京はそのどっちでもない、でもなにかをやりそうなワイルドカード的なチームと見られていて、「格上」とされているチームには少々分が悪く、「格下」とされているチームよりは「格上」といったところ。
しかしながらサポーター数はJリーグ内においては上位でホームゲームでは常に2万人前後の観客を動員しており、人気チームの一つとされています。

そんなわけで降格したばかりの今年のJ2においては圧倒的「格上」チーム扱いです。

今年は3節ともスタジアムに行きましたが、雰囲気的にはJ1のときと全く変わらずで(第二節で戦ったJEF千葉はJ1で何度となく戦った相手でもあり、普通に負けたのもあり…で例外かと思いますが)、相手だけが「格下」といわれている/思われているチームなわけです。
J1 のころもそうだったのですが、なんとなく「格下」と思っている相手には勝って当たり前、みたいなところがあります。それはしかたのないことだと思います。

そんな中、まだ3節しか終わっていないのに優勝するためには1ゲームも落とせない、という降格争いのプレッシャーのようなものと、でもまぁ大丈夫だろう…という楽観的なムードが折り混ざった妙なざわついた雰囲気がサポーターの間にあるような気がしてなりません。昨年の最後の3試合ほどにあった「やばくなってきた…でもなんとかなるだろう」にちょっと似ている気がしてなりません。
そしてピッチで戦う選手にもそういうところが伝わってしまっているのではないだろうか、と思うに至りました。

昨年はそういう気持ちの弱さから勝ちきれないことがたくさんあったのに。

いま絶好調のベガルタ仙台は被災地である地元に元気を届けようという一心で、その気持ちがプレイにきちっと現れて結果をだし、勝利をもぎとっていっています。

FC東京の選手も一生懸命やっているのはわかります。けれど、なにか気持ちの向かわせどころがちょっとチグハグな感じがしてなりません。

ではFC東京にとってのそういった気持ちの向かわせどころは何なのか。
首都クラブが J1 にないというのは日本のサッカー界において、実はけっこうインパクトがあることなのではないでしょうか。
何においてもやはり東京で何かが行われることにはインパクトがあります、立地的にも恵まれています(他の地方のサポーターはどこにいくにしても東京を経由しないといけないんだそうです)なによりたくさんのサポーターがいます。
決して他のクラブをないがしろにするつもりではないですが「東京が強くなってJリーグ全体を盛り上げる」という裏ミッションがきっとあると思うのです。

J2 ということもあり、メディアからも大して注目もされていない東京ダービー、しかも3年前にいた選手は半分以下でしょう。
テンションは少々醒め気味…?と心配してしまいます。
とはいえ、今年は幾度となくダービーマッチを戦ってきた大熊監督、ヴェルディだけには負けるな!と言われて育ったユースからの生え抜きがたくさんいますし、サポーターも3年前からほとんど移籍していないはず!(笑
しかも3年前負けたままなのが悔しくて悔しくて…!

グダグダと書いてしまいましたが、ここはスマートにかっこつけてやる必要なんてないんです。そういうことするにはかっこうの相手です。ヴェルディだけに勝てばいいってもんじゃないのですが、サポーターにとってクラブにとって特別なゲームであることには間違いありません。
ここはどーんと開き直って、なんとしても3年前の借りを返して一気に勢いづいていってほしいものです。

広告